ママ友図鑑は、ネットで見かけた〇〇ママという言葉を軸に、そういうママが実際にいたらどんな人かという妄想を、私の勝手な分析と偏見だけで書き散らかす100%架空のママ友プロファイリングです。加えて、世相風刺みたいなものを残していくために毎年年末年始にその年らしい題材をとりあげて書いています。
年が明けましたね。今年もよろしくお願いいたします。
www.mamazero.com 前回
もしかしたら年初にブログを始めようという人も多いかもしれませんね。
今日はそんな方々にぴったりのママ友「noteさん」を紹介したいと思います。
file.062 noteさん(光属性ママ)
プロファイリング
noteは紹介するまでもなく、クリエイター畑の人や情報系記事を売りたいブロガーや何やらに大人気のブログサービスメディアプラットフォームです!
note.com 楽しい雰囲気や多様性を大事にしているライターのママ友です。
簡単に紹介するとnoteさんはすごくポジティブだけどちょっと社会派でもあるライターをやっている未婚の母。(※2020年11月まで)
ちなみに「光属性ママ」なんて言葉はインターネット上に存在しません。はてなの方はご存知かもしれませんが、増田(はてな匿名ダイアリーのこと)で結婚や恋愛などの幸福のもとにある人々による健全無垢で善意に溢れた投稿を「光属性増田」と呼ぶことがあります。闇系の者どもがそれにより浄化されるのでこう呼ばれています。そこから名付けました。
google検索してもこのような語句の使用例は出てきませんでしたがムリクリ付けました。(他に何かいいキャッチコピー的呼び名が思いついたら教えてね!)
なお、この記事を書くために、noteさんのプロファイリング本編はnoteに初投稿してみました。
読んでね!
じゃあはてなブログに書くことがないじゃないか
ですよね。そこで今回は特別にこの方に登場していただくことにしました。
はてなさんです。(プロファイリングはこちらに↓)
www.mamazero.com はてなブログの初投稿も「はてなさん」でした
ほんの 4-5年前の記事ですが「ブログを書こうとしたらライブドアかはてなだった」というようなことが書かれていて時代を感じました。今だったらWordpressかnoteなんでしょうけど。
このはてなさん、おそらくnoteさんのことは大嫌いです。嫌いと言うよりも、「なんかハナにつく気にくわない存在」だと思います。noteさんもはてなさんもライターなので、ライバル視している部分もあるかもしれません。
今回はてな版のママ友図鑑では、はてなさん目線でnoteさんの気にくわないところを(noteに載せたプロファイルの風刺もとも紹介しつつ)解説していきます。(もちろんすべて妄想です)
ポジティブの皮をかぶった「打算性」が気になる
有名大学出身で実家が太い。だから「未婚の母」を選べた節がある。
実家の近くに住み、実母の手も借りられるし金銭的支援も受けられる恵まれた境遇にありながらも、「未婚の母」という決断を誰にも選べる選択肢のごとくにあたかも「私の生き様」としてポジティブに語っているところが、はてなさん的にはモヤモヤするようです。
そう言うはてなさん自身もわりと高学歴側の人間であることもポイントです。
こういう些細な比べ合いは、往々にして、同じ土俵に上がっている人間同士で繰り広げられることが多いものなのです。
noteさんの前夫(結婚してないけど)はwebマガジンの編集者で、そのコネクションから仕事の引きが良かった部分もあり、そういう裏側はひた隠しにしたまま、「元夫とは現在も仲良くやってる」風吹かせているところもおそらくモヤモヤしています。
だから別離したとき、連載継続云々で揉めてるのをみて実はひっそりほくそ笑んでいたみたい。(下記の出来事の風刺です)
元夫は視野が狭くて思い込みが激しいところがあり、そういうところがnoteさんの目にはモラハラに映ったようです。(下記の件の風刺です)
性格・主義・思想
ミニマリストというより、余計な考えを排除して割り切るのがうまい。自分と合わない価値観のもの全般を「異世界」と切り離して考えるたち。寛容であるがゆえ、想定にないような異質な思想にふれると即断で「興味の対象」として客体化でき、返って自身の主観をねじ曲げない頑固さがある。確固たる自分フィルターを持っていて、捨てようとしません。
反面、自分のライフステージに合わせて主義主張をコロコロ変えるミーハー気質があるので、そういうところがはてなさん的には好きじゃない。要はとことん自分主体で生きている。そのうえでの他者愛、という所に引っかかっているみたい。
ただ、noteさんのライターとしての実力はわりと認めていて、あのプラス思考だけで展開されるまっすぐなエッセイ、「ポジティブ」がエンタメ昇華しちゃっているような一点の曇りのない記事とかは到底かなわないなってはてなさんは思っています。
個人情報の取り扱いについての認識が甘いところは同業者としてはてなさんもちょっと気になっていて、「他者愛に溢れる」あまり読者を信用しすぎて情報流出してすぎて、周囲の人々に迷惑をかけないで欲しいなと願っています。
ママ友づきあい(交流のあり方)
noteさんブログサービスとしての固有の特徴は以下です(上から3つまで公式)
- ランキングがない
- 広告がない
- note編集部がおすすめ記事を厳選
- (スキ交流のみ)←勝手に追加しました
- (有料記事を投稿できる)←勝手に追加しました
- (応援という名の課金ができる)←勝手に追加しました
コレらをnoteさんの「ママ友付き合い」に反映しました。
一方で、はてなさん固有の特徴は以下です(自己調べ)
- はてブ交流がある(批判もある)
- pvやsns流入に応じてさらに露出度があがる仕組み
- ブクマの多い記事がはてブトップにのる(ランキングもある)
- 広告アフィ貼れる
2人を比べてみると、はてなさんの方がより打算的で俗世間的な人間味を感じます。
noteさんは、ちょっと浮世離れした理想を抱いて、ネガティブなものを見ないよう見せないように避けたり蓋したりしながら先に進んじゃう「臭いものには蓋」タイプですね。人との交流もポジティブな面だけを重視しています。
有料記事が書けたり課金してもらえたりする金銭的やりとりには「応援」という名目をかぶせキレイに見せながら「スキ」な人とだけの交流に終始し、無邪気な残酷さで人を精査してる部分もありますね。とにかく揚げ足取りが嫌いな人という感じ。高めあえる友だちと付き合いたい人でしょうね。
一方のはてなさんはネガティブ要素や俗世間的なものともわざわざ対峙して、消化しながら前へ進む「藪をつついて蛇を出す」タイプ。交流もポジティブネガティブ玉石混淆です。裏側にある闇や、「スキ」じゃない部分にもあえて言及していくような、泥くさい付き合い方をする人でしょうね。とにかくごまかすのが嫌いな人。腐れ縁とか同期ブログとか(笑)縁を大事に付き合いたいタイプね。
どっちが好きかはもう好みの問題かと思います。しかし2人が気が合わないのは明白でしょう。
ただnoteさん側ははてなさんを蓋してスルーもできるんだけど、そういう態度も含めてなんかごまかしだらけのキラキラを装い「多様性」うたってるnoteさんのことは、なんだか鼻持ちならないし大嫌いなはてなさんなのであります!
noteに記事を書いて下書き保存すると出てくるメッセージ。内容はランダムです。
炎上を経験したことがある
炎上についてははてなさんも「ヘタ打ったな」くらいにしか思っていませんでしたが、謝罪文で「自分がライターになった経緯」などの自分語りが始まったり、その炎上が人生初の挫折経験だったらしく感情的になりすぎているところは非常にモヤったようです。
note.com やけに「応援」「クリエイター」という言葉が出てくる
さらに、熱りが冷めたあとnoteさんは、有料noteで「あのとき味方になってくれた人」のことを持ち上げ、「炎上の裏舞台」について書き始めたので、はてなさんもなんだかなーと苦々しく見ていました。
「悪口で人を集める記事」を書きたくないとか言いながらも、結果的に自分のネガティブ要素を養分にした記事でお金稼いでるのってどうなのかな、と。
diamond.jp こちらの記事で時系列の確認ができます
結婚したらしい
今回のプロファイルの中で、「入籍しなかったモラハラ夫とは別離して大手出版社の幹部と正式結婚して名前が変わった」箇所は、昨年の出来事〜ケイクスが炎上して文春と業務提携し(株)ピースオブケイクスから(株)noteに社名変更したところをストーリー化しました。すません。実際はcakesの炎上とこれらの出来事は時系列が逆です。
確か社名変更が一番先に決まっていたと思います。
なお、文春との提携への狙いとおきもちはすでに公式記事にて発信されています。
おわります
今回初めてnoteの精神性に深く触れたのですが、私はけっこう好きだなと感じました。このブログは創作性が強いので、雑記ブロガーの多いはてなよりはnoteの方が合ってるのではないかな?と思いました。
もし、5年前にはてなじゃなくnoteでこのブログを始めていたとしたら、今とは全然違うママ友図鑑になっていた気がします。
また、noteの機能面も実にシンプルでなかなか良かったです。余計なものはなにも足さない。なにも、引かない。山崎ピュアモルトウィスキーのようなインターフェースです。
note.com こういうめちゃくちゃ検証したテキスト読めるのもnoteのいいところです
私もそろそろnoteに移ろうかしら。でも過去記事エクスポートできないところはさすがに気になるわ。バックアップどうやってとるの?過去は振り返らないタイプ?前向きすぎか?え?インポート機能すらサポートされてないの?マジか。誰もnoteから引っ越さないし引越しさせない、私のためだけの記事を書いて!ということ?ポジティブにもほどがあるぞ。
まあ悪口はコレくらいにしておきましょうか。
さて、今回noteに書いた方は公式の注意書きやCEO謝罪文にあったように「悪口」や「誰かを傷つける表現」にならないよう細心の注意を払いました。これでもせいいっぱいポジティブにわかりやすく書いたつもりです。が、そのせいで剥き出しになってしまった偏見と嘲笑をかえって強く感じた人もいたと思います。
この現象はなんか覚えがありますね。cakes大賞現象ですか。図らずとも体現してしまいましたね。
今回のnote版の記事をネガティブに捉えた人ははてなブログの方が向いていると思いますし、このはてな版記事の方に強い悪意を感じられた方は、今年はnoteにトライしてみるのも良いかもしれませんね。
おわります。
次回が年末年始編の最終回「スピリチュアルママ」です。
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