今年はブログを11本しか書かなかったらしい。だいたい月1ペースということになりますかね(1本足りてないけど)。このブログはこう見えても自分にとっては日記のような役割も果たしているので、自分向け備忘録用に残りの12本めとして今年の振り返りとかを書いておくことにします。
今年も年末のママ友図鑑をアップしました。できればこっち読んで。全3回あります。
ブログ運営のこと
今年でブログはじめてもう10年になります。このブログは5年くらいですが、実はこれが2つ目のブログなので通算だと10周年になるのです。その中でも今年が1番ブログ離れが進んだ年でした。
原因は色々あると思うのですがシンプルに「気が乗らなかった」だと思います。やはりコロナ禍のせいです。そういえば2011年の震災の後もしばらくブログから離れていた気がします。私は基本的にふざけるためにブログをやっているので、世の中のマインドが暗くなってくるとブログへの意欲が下がるようです。性根がクソ真面目なもので。
(ソーシャルディスタンスを常に意識した結果といえましょう)
それに加えて、今年は日を追うごとにTwitterを見ているのも徐々につらくなり、TLをチェックするのもなんだかしんどくなっていき、SNS自体を離れたくなったから結果的にブログからも離れてしまったというのもあったと思う。
最近のTwitterなんだか鬱屈としていませんか?ここで私の過去最高に爽やかなクソリプをご覧ください。 pic.twitter.com/74W3ofW4Aw
— タイクツ (@taikutu262) 2020年4月19日
昨年までは炎上とかSNS上でのいざこざとか、不祥事の話題、誰かの呪詛や日常の断片まで、興味の趣くままに誰かの呟きを眺めては楽しんでいたのですが、今年はどうもそういう気があまり起こらなかったのです。心にそういう余裕がなかった。コロコロ入れ替わる批判の対象になんだか心が追い付かず、そうなるともう興味関心も薄れてしまってTLから徐々にフェードアウトしていってしまった。
(そう言いつつもTwitterで流行ったミームをいち早く取り入れるちゃっかりさ)
Twitterの人たちはよくTVの芸能ニュースのことを「マスゴミ」とか「情弱が見る番組」とか言い批判していますが、私にはTwitterでトレンドを追うのとTVのワイドショーにはあまり本質的な違いがないように思われてしかたがなかった。
「俺も謝罪会見するのかな…」銀杏BOYZ・峯田和伸が語るフルボッコ社会への違和感
- [SNS]
「私を関連づけて」って表現すごくいい。私もみんながTwitterで「私も関連づけて!関連!関連づけてよ!」ってひたすら叫んでる風に見える時ある。実質無関係なことのが多いのになぜ関わりたいのか。暇だからなのかね
2020/12/10 13:56
↑こういう自己批判を抱えたまま何かを期待してTwitterで暇つぶしする自分にもだんだん嫌気がさしてしまって、同様にInstagramはもっと見なくなってしまい、SNSはもはや自分のいる居場所じゃないんだなと感じるようになりました。
そうしてオンラインでのつながりへの興味執着を失うと、情報のインプットが減って思考も減ってアウトプットしたいことも減ってくるもんなんですね。相乗効果でブログからもちょっと離れてしまい、10年来の趣味が消滅の危機に瀕しております。自分が思ってたより、自家発電ができないタイプでした。
Twitterばかり見てるとダメになる、時間のムダだと思い、しばらく見ないで過ごしていたが、ダメだと思う機会が少なくなっただけで、自分の大本のダメさは特に何も変わらなかった…
— タイクツ (@taikutu262) 2020年9月24日
ただもとを辿れば私も以前はSNSを介さずにブログや本を読んで思考や妄想をしていたはずですから、本来の方式に戻せばよいだけなのです。年末に急ピッチではてブロの読者登録を整備し直したので、来年からは原点回帰してはてブロからブコメ交流に勤しみたいと思いました。私という旧人類にはSNSは早すぎたのであります!
そんなこと言いながらもbot垢の方はしっかり運営してきました。なんなら全部のオンライン活動返上してこれしかやってこなかったくらいこっちの垢いました。界隈の皆様今年はたいへんお世話になりました。遊んでくれてありがとう!
(ツイ廃の言う「Twitterやめる」はやめるやめる詐欺なのが常)
仕事のこと
ブログ活動を控えた反面、仕事は忙しかったです。今年から自分の裁量でかなりの仕事をまわせるようになったのもあるのですが、奇しくもコロナ禍のおかげで完全リモートとなったのが拍車をかけ、さらに見境がなくなりバンバン成果出せたりもして(たまたまコロナ禍が追い風になる業種だったのもある)「私、仕事が趣味なんでキララ」みたいな1年になってしまいました。
日々、丁寧にPDCAサイクル回していました。趣味を兼ねて。(嘘)
これまでブログのことを考えていたような時間も、全て仕事のことを考えてすごしていたのだから重症だったと思います。いや、むしろ年がら年中ブログのこと考えてた頃の方が異常だったのかな?仕事がメイン(生活)でブログはサブ(趣味)の位置付けだったはずがこのブログはじめてから数年はそれが逆になっていたような気がする。それが通常に戻っただけなのですね。中の人はもともと自分の仕事が好きなキラキラ系ママなのですよね。(キララ)
話題のキキとララのケーブルバイト❤超かわいい❤ pic.twitter.com/mg6l3Qffv8
— タイクツ (@taikutu262) 2020年11月18日
家族のこと交友関係のこと
ご多分に漏れず、私もコロナ禍の自粛生活の中で家族の仲がなかなか深まった1年でした(ダジャレ言いたいだけ)。子どもたちとホントにたくさんおしゃべりするようになりました。ずっと誰かしらとしゃべっていたからスマホを見てる隙がなく、そのせいでTwitter見る時間が減ったのもあるかもしれません。
オレたちの春のはじまりがさぁこんなさぁ…コロナゥィールスとかがはやってさぁまさか4年生になれないなんて…
— タイクツ (@taikutu262) 2020年4月2日
まさか思いもしなかったよね!!!
て今さら長男にニコニコしながら報告されてごめんねだけどさすがに笑ってしまった😅
「コロナ禍って…なんで"なべ"なの??」
— タイクツ (@taikutu262) 2020年11月9日
って今さら長男に聞かれたんだけど…
_人人人_
> 鍋 <
 ̄Y^Y^Y^ ̄
また、今年は夫婦お互いに親のことで不幸な出来事がつづき、でもコロナ禍のせいで思うようにならないところも多々あり、改めて、家族ですごす時間のありがたみを見直したようにも思います。
私にプロポーズした
— タイクツ (@taikutu262) 2020年11月14日
私と結婚した
一緒に暮らしてる#世界一役に立つ旦那の行動
あと、なぜかコロナ禍のせいでかえってリアル交流の方では旧友や知人と会う機会が増えました。今まであえて会おうとしなかったけれど、コロナ禍で「会える時に会っておいた方がいい」という「一期一会」意識が高まったせいなのか、個別に連絡したり、声をかけられる機会が増えたようなのです。コロナ禍でオンラインがもてはやされた反面、オフラインでのリアル体感の重要性も見直された年だったのではないでしょうか。
この友人のことを思い返して連絡をしてみたり。#いい夫婦の指輪事情
— タイクツ (@taikutu262) 2020年11月22日
大学時代、サプライズプレゼントで要らないものを贈りつけあっていた2級下の後輩がいた
たぶん私が一番奮発した贈物はドッキリで送りつけた塩釜焼きの鯛(¥10000相当)中に借りた漫画が入ってるから割れとかなんとか?ハメてまあまあひどかったと記憶している(当時お互い苦学生) pic.twitter.com/SRQgB1BRGq
自分のこと
今年40才になりました。実は30才の時に「私は10年後こうなりたい」みたいに描いてた未来予想図があるのですが、それを今見たらほぼほぼ叶っていたのですごいな自分、と思いました。コレ、ホントに我ながら実現したことがありえないし「なんにもなかった主婦が10年で夢を叶えた方法」とかなんとか盛りに盛って有料noteに書いた方がいいよね、書かないけど。
そういえば長いワーママ生活のインターバルでもあったのですが
今日で14年間の保育園生活にもピリオド。この14年間はリーマンショックもあり転職したり震災や台風もあり最後にはコロナショック…積年の思いは多々あるものの、今はただ保育士さんたちからいただいた職務以上の愛情に感謝しか思い浮かばない。本当にありがとうございました。給料あげたげてマジで😭
— タイクツ (@taikutu262) 2020年3月31日
ここまでの10年、いや、15年くらい?ずっと後ろを振り返らずに仕事と育児に(あとブログも)邁進してきたのですが、あー、もしかしたら今が人生のひと区切りなんじゃないか?とか思いました。そしたら、なんかすごく肩の力抜けました。
ノストラダムスさあ、おまえさぁ、ハタチになる前に死ぬとか思ってたのにさあ、私、生きてんじゃん!!
— タイクツ (@taikutu262) 2020年7月21日
その倍くらい生きてんじゃんよ!!
次の20年も同じくらいに還暦前に死ぬとかいう覚悟で毎日生きてくからなっ!!
脅してくれてサンキューなっ!
これ言うのすごく恥ずかしいんだけどさ、ちょっと前、39才まではまだ、自分より成功してる人がうらやましくてしかたがなかったり、自分の持ってないもの持ってる人へのコンプレックスが半端なくて(おまえは全部持ってるじゃないかとよく言われちゃうけども)衝動的な嫉妬とか羨望とか、自分をより大きくよりよく見せたい虚栄心もモリモリあったのだけれど、40才になったら自分でもびっくりするほどそういうのがスッと消えてなくなっていったのです。
ついに自分の可能性への期待値が尽きたのだと思います。
近頃仕事で成果あげても特別チヤホヤされないし褒められもしない
— タイクツ (@taikutu262) 2020年6月16日
変だな〜おかしいな〜と思ってふと周囲を見渡すと、ドヤ顔した同僚がスッと近づいてきて自慢げに報告してきたり、褒めないと不満を貯めこんだ人がいたりする
怖いなー怖いなーとよーく考えてみたら、もう自分チヤホヤする側に立っていた
いつの間にか成果あげて当たり前になってまして
— タイクツ (@taikutu262) 2020年6月16日
同僚と切磋琢磨したり、自分よりキャリアが浅い人をチヤホヤしたりで、評価しあいつつ育てて巻き込んで、それらを大きい仕事につなげてナンボだったり、さらには子どもまで育てあげたり後輩ママにも頼られたりしててもういやあ40才って怖いですよねぇ🌚
もう自分以上の何者かにはなれないってやっと体感としてわかったのです。どんなにヒトが羨ましくても自分以外にはなれないし、どんなに必死こいて取り繕ったってチヤホヤされないし、ただの性格の悪いデブがここにいるだけだよなってあきらめがついた。
「いつか痩せたら着たい服」の「いつか」はもういつ来るかもわからんからとりあえず今サイズあってる服着て性格悪いまま未熟なままやれることやってくしかねえんだわ(いや、でも、痩せろ)40才すぎたら未来の自分よりは今が一番若くてバイタリティもあるし、まちがいなくこのあと友だちも理解者も減っていくんだもんね、ダメな自分のまま「やる」か「やらない」かしかもうないんだわ、ってもう開き直りが止まんねえよ、これが世に言うオバハン力(不惑)といふものかは(反語)
なんか40才になったらこじらせてるのもめんどうくさくなってきたな…これが孔子が到達したという不惑力というやつか…(ちがう)
— タイクツ (@taikutu262) 2020年9月28日
おわります
トータルで見ると、今年ってもしかして、私、めっちゃリア充ってやつだったんじゃないかと、ぼんやり思いました。「幸せ」自慢か?
まあいいじゃないですか。40すぎたらこの先もう一点の曇りもない幸福感を味わうのもなかなか難しくなっていくから喜べるとき喜んどいた方がいいんだよ。今でさえコロナ禍で社会不安昂ぶりまくりで手放しに喜んでもいられないんだし。今が幸せな人はとりあえず「幸せだなあ」ていちいち自分に言い聞かせて宣言しておいた方がいいのよ。
私もコレすごくそういうトコあるな😅いいかげんやめたい
— タイクツ (@taikutu262) 2020年10月4日
自ら進んで「不幸感」を醸造して、努力とか苦労に首つっこんで行ってる気がするわ…😓 https://t.co/wDT6ywvdW7
そんなわけでブログも気が乗らないしタイクツ持て余し気味で開き直りも止まんなくなった私は最近エッセイ漫画を趣味で描き始めました。これずっと描きたかったから温め続けてきたんだけど、エッセイ漫画描くのってすごく難しいし、内容も身バレ必死なのでかなり尻込みして先延ばししてきたやつなのです。今年の諸々感情で機運が高まりましてね。どういう「遊び」なのかは追々説明するとして、とりあえずTwitterにいる時間が減ってしまったので代わりにTwitterだけにあげていくことにしたから暇でタイクツな人だけ読んで。恥ずかしいからこれに関しては感想とかあまりなくていいよ!ブログにも載せていかないつもりなんだ。コレはたまたま遭遇した人だけ読めたらいい、くらいでちょうどいい遊びなのです。ごめんね。
「労組立ちあげて大敗したはなし」(3)
— タイクツ (@taikutu262) 2020年12月27日
第一話ここまで。つづきはまた来年。次の更新またちょっと間あきます pic.twitter.com/y6qpBzmZy3
コレ書いてる間はママ友警察は描けないのでインスタも休止します。
このブログでは引き続きふざけた風刺や妄想やあるあるネタなんかを書きたい時に書けたら書くスタンスで書いて、56人の読者様のひまつぶしに楽しんでいただけたらいいなと思っています。細々でも続けたいのでよろしくお願いします!
来年はこういう日々脳裏に浮かぶしょーもないことをもっと気軽に散文としてブログに書き留めていきたいな。「抜かすか抜かさないか問題」が体感としてわかるかどうかは、私の中で、友だちになれるかどうかのかなり重要なバロメーターになってる気がする
— タイクツ (@taikutu262) 2020年10月8日
…わかる人🙋 https://t.co/mDuekMdzhf
今年もタイクツさんと遊んでくださったたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。来年もよろぴくね!それでは皆さん よいお年を。