今年ははてなブログよりもはてブではてなと関わっていた年だった。自分はてな史上最も多くのはてなスターをブコメにもらった年だったように思う。正直言って、私ははてブが大好きです。今まで意地はっててごめんね。
はてブ(はてなブックマーク)の好きなところ
- [はてブ]
- [はてなブックマーク]
- [ツンデレ]
ばっ…ぜんっぜんそんなっ…好きなんかじゃないんだからねっ!!!長い付き合いっていうか…ただの腐れ縁ってやつっ!
2021/12/03 14:40
そんなわけで、先日こちら↑の増田が参加されていたブクマカアドベントカレンダー2021に私も参加することにしはてブで2021を振り返ることにした。お暇な人はお付き合いいただけたらと思う。
2021年はてブホッテントリに教えてもらった作品
今年はてブに教えてもらって見てみた読んでみたコンテンツを並べてみる。どれもとてもおもしろかった。はてブにあがる情報はサブカル感度が高いので根っからのサブカルクソ野郎の私にはとても助かる。(クソ野郎ゆえに自分で情報収集できないのだ。)サブカルとコミュ障に親和性高いのがはてブの良いところのひとつだと思う。
「普通の人でいいのに!」 冬野梅子さんのweb漫画
ホッテントリ入りしてたのにエンカウントしたので読んだらすごかった。「こじらせ」解像度が高すぎて情報量が重くて重い。一体、作者はどういう感情で描いているんだろう。とても気になっていたところ、はてブの広告枠でインタビューが載っているのを発見したのでそれも読んだ。
ODDTAXI テレ東で放映されたサスペンスアニマルアニメ
kansouさんのブログでホッテントリ入りしていてブコメ読んで見てみた。私はアマプラで見たがあまりのおもしろさに一時期どっぷりハマってリピート再生して考察を深めた。歌もはまってしまい、そこからPUNPEEを聴くようになりヒップホップ聴くようになり影響受けまくりだった。
断片的なものの社会学 社会学者が淡々と綴る無味無臭エッセイ
どなたかが(失念してしまいました)ブコメでおすすめしていたので読んでみた本。今年からあまりTwitterを見なくなったので※、それに代わるものとして読んでいたのだが、SNSの代わりに読むものとして最適解だった。いろんな個人ブログの断片を1人の識者の視点からつまみ喰い見聞する、みたいな本。(ブコメは見つけられなかったごめんなさい)
※運営していた全リツイートbotを完全bot化したことでTwitterを開く頻度が激減した影響による
ゴールデンカムイ 流行っているヤンジャンのエログロナンセンス戦闘漫画
最終話に向け全話一気読み無料期間が設けられていたのを、ホッテントリ入りした棘で知ってブコメを参考に読んだ。昨日「精液探偵」がTwitterのトレンドに出ていたが不用意にググることなく意味がわかったので助かった。危うく子どもも見るGoogle検索窓のサジェストに残るところだった。
ちいかわ 綿飴で首を絞められるようなSNS漫画
ねとらぼの記事や棘で話題になっていたのをホッテントリで見かけ、ブコメ読んでたら読みたくなったので遡ってまとめ読みしたらハマってしまった。このSNS漫画はすごい。SNS漫画の新しい表現に挑戦していると思う。くりまんじゅう先輩も実はモモンガと同じタイプなのかも…という深読み考察ブコメにハッとさせられた。ツライ。
今年ホッテントリして嬉しかったこと
他にはてブにまつわることとして今年は特筆すべきことが2つあって、ひとつ目はクラブハウスというSNSが流行ったおかげで初めて今泉さんとおしゃべりができたこと。
彼女とははてブでの直接的なやりとりこそほとんどなかったが、間違いなくはてなブログとはてブが縁で知り会えた経緯がある。プライベートなことなので詳細は省くけど、元々は私が一方的にロムっていたはてなーのおひとりで、数回のはてブをきっかけにまさかの長いお付き合いに繋がっている。そして5年の時を経て、初めて直にお話しさせていただく機会が得られたのだ。
そんな感慨やら、はてブへの私の理想やら当時の初々しい思いが蘇り、この秋に思いつきで描いた漫画がたまたまホッテントリ入りした。これがふたつめのトピックス。
www.mamazero.com ブコメは読んでない。ごめんなさい。
↑これがホッテントリ入りしたことで偶然別の「はてブでゆるく交流するガチ勢増田」がホッテントリに上がってきて、それが読めたのが私としてはかなりすごく嬉しかった。本当にゆるく交流する(そして絶望する)おじさんは存在したのだ。
anond.hatelabo.jp しかしおじさんとは限らない(女性っぽいような気もする)
ことの詳細はこちらに書きました↓
この漫画のことで最後にひとつだけ言いたいことがあるので聞いてほしい。
私はこのブログでは今までママしか描いてこなかったので、ママじゃない人も描いてみたいなと思ってはてブのコア層である中高年のおじさんを主人公にしたのですが、実はこのおじさんにはモデルがいます。
はてブにいるあの人です。
だ、だ、誰ー!?この人誰なのっ??
はてブアプリのメニュー開くたびに毎回出てくるサムネイル写真の彼。私の中で彼こそがはてブの化身となっておる。はてブで交流するおっさんを妄想したとき、この人のビジュアルしか浮かばなかったので恐れ多くも登場していただきました。このサムネ、ずっと変わらないままなんですけどはてなの関係者かお偉いさんかどなたかですかね?存じ上げず大変申し訳ございませんでした。お心当たりのある有識者の方々ありましたらどうかご教示くださいませ。
おわります
漫画の後半の方の記事でも書いたとおり、私ははてブに存在するかもしれない(しないかもしれない)「お互い一方通行の感情だけで成り立つエモい人間関係(しかし何も始まらない)」がたいそう好きだ。
皆がつかず離れず馴れ合わずに、たまには斧投げ合ったり賛同したり否定したり励ましたり貶したり反論議論したり、でもなんとなく互いに誰かの存在を認識し合っているブクマカ同志の多層的な関係性みたいなのが大好きなのです。これからもインターネットの辺境でそういう居場所であってほしいなと願うばかりです。来年もよろしくお願いいたします。
今年のマイベスト・ブコメ欄
b.hatena.ne.jp 光の中島の勢いにタジタジになる闇ブクマカー、広がる動揺、増えていく賞賛、そそのドラマティックな展開をを共有できたブコメだった感
b.hatena.ne.jp やっぱり定番台詞みたいなのとキャラ付けが欲しいですよね 参考になりました
b.hatena.ne.jp 識者ブクマカの独自見解が四方八方に炸裂 みんなが好き勝手言ってるのが楽しい
おまけ
拙い漫画だが勢いだけで最近はてながリリースしたサービス「マンガノ」に登録してみた。12/17までにポートフォリオ作ってツイートすると抽選でamazonギフト券がもらえるらしいよ