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正しい誠意の見せ型~効果的な謝罪の仕方~

人をひどく怒らせた時、取り返しのつかない失敗をした時、うっかり冷蔵庫にあった期間限定ビールを自分だけで飲み干してしまった時、あなたは正しく誠意を見せて謝罪できていますか?正しく誠意を見せることができないと、その隙をついて命を狙われることになりかねません。今回は、正しい誠意の見せ型について、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。

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基本の誠意の見せ型

まずは、ごくごく一般的な誠意の見せ型です。一般的な誠意とは、うっかりキンプリの悪口を言ったら隠れファンだった、たまたま結婚記念日を忘れていた、うっかり冷蔵庫にあった期間限定ビールを自分だけで飲み干してしまった、程度の失態に対する誠意です。あなたはどのように誠意を見せていますか?

ダメな例

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こちらは日本の伝統的な誠意の見せ型「土下座」です。

しかし基本の誠意では、このように仰々しくすることは逆・効・果!大した失態でもないのに、あなたが仰々しく誠意を見せることにより、お相手に「そんなにひどいことをされたのだ」という印象をいっそう強めてしまうことになりかねません。

 

ここでは、なるべくさりげなく、なんてことなく普段の感謝を伝えながらも、さらりと効果的に誠意をチラ見せして、お相手に「なかなか反省してるようだし、まあいっか・・・」と思わせることが肝要です。

良い例

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気づかせる誠意の見せ型

次に、相手がまだ知る由もない状態からの誠意の見せ型について考えてみましょう。例えば、大切な安室奈美恵さんのDVDを破損してしまった、うっかり冷蔵庫にあった期間限定ビールを自分だけで飲み干してしまった、お気に入りの服を乾燥機にかけてシワシワにしてしまった、などの取り返しのつかない失敗を白状する形で謝罪する場合の誠意の見せ型です。

ダメな例

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こちらは先ほどおすすめした一般的な誠意の見せ型の例ですが、この場合は不適切になります。なぜだかわかりますか?お相手はまだあなたの悪業に気づいてもいないし、自身に起こっている不幸を受け入れる覚悟もできていません。そんな時に誠意のチラ見せをされても、怒りを倍増していく装置にしかならないのです。

この場合はむしろ、激情する隙をも与えぬまま、突きつけた不幸でお相手をねじ伏せつつ誠意を見せることが、より効果的な謝罪となりましょう。

良い例

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怒り心頭な人への誠意の見せ型

最後に、すでに激情している人への誠意の見せ型について考えていきましょう。浮気をして怒られている時、誤って玄関のU字ロックをかけて寝て帰宅した同居人が一晩閉め出しをくらって怒っている時、冷蔵庫にあった期間限定ビールを飲み干したことがバレて怒られている時、あなたならどのようにして誠意を見せますか?

ダメな例

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 これは見てすぐにお分かりになるかとは思いますが、ねじ伏せて誠意を見せる謝罪は命取りです。たとえこの時はこれでやり過ごせたとしても、後の生活で命の危険を感じることにもなりかねません。ねじ伏せられたお相手の怒りは恨みに変わり、もう施しようもないくらいの遺恨が殺意へと変貌していく恐れすらあるのです。

 

お察しのとおり、この場合の効果的な誠意の見せ型はこちらになります。

良い例

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自分の猛省を体現し、サンドバックのように相手の気の済むよう批判を受け入れ続けるその姿勢こそが、正しい誠意の見せ型と言えるでしょう。

うっかり許してもらおうなどという隙さえ見せてはなりません。そもそもそのような状態で誠意を見せること自体が、「赦しを乞う」ための捨て身の命乞い行為に他なりません。そのような命がけな所業の最中に、「もういいでしょう?」などと迂闊な態度に出るなどもってのほか。その末路はどうなることか、想像に難くありません。

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 まだ一口も飲んでなかったのになぁ。

 

おわります。

 

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