今「ママ友」がアツいのはなぜか?の続き、仮説その2です
仮説1はこちら
仮説2 “セルフプロデュース”の流行が女性特有のマウンティング本能に火をつけた
仮説1の発展系になりますが、さらにここ数年一挙に普及したFBやTwitterが流行させた「セルフプロデュース」へのマウンティング合戦というのが、現在の「ママ友」議論への白熱につながっているのではないか?と想像しております。
まず、マウンティングそのものについての評価は追々語っていきますが、それ自体は女性特有のものでないと私は思っています。また、必ずしも悪いことではないとも考えています。以前も書いたような、群れ動物に欠かせないスキルの一つではないかと想定しております。
しかしながら、基本的な社交性の高い女性がやらかす「マウンティング」には、京都人が客人に出すお茶漬け(早く帰れ)のような、「顔で笑って心でマウンティング」的な美しくもすえ恐ろしい表裏不一致がかかせないと思います。
と言うより、ズバリ女性はこの表裏不一致マウンティングをするのが好きで好きでたまらない。大好物です。そして逆に、相手の表裏不一致マウンティングは許せない。見逃さないし、喜べない。
この、大好物→見逃せない→大好物→許せない…の魔のループを生み出し、マウンティング合戦を焚き付ける無限増幅構造が、SNSの「セルフプロデュース」にはあると思うのです。
例えばこれが「ママ友」に関して起きますと
「ママ友とバーベキューしたよん♪」←自慢かよ?、「私はつるむの苦手なんで、ママ友できない」←つるむのバカにしてんの?、「ママ友作った方が絶対楽しいよ!」←1人じゃなんにもできないのかよ?、「ママ友多くていいな。私は1人寂しくエステです」←金持ち自慢かよ?
・・・・・などのよくあるマウンティング合戦になります。
こういった個々人のマウンティング合戦が、「セルフプロデュース」の増加とともに増えたため、結果的に全体的な「ママ友」議論への白熱(特にネット上)に拍車をかけているのだと想像しています。
殊に「ママ友」議論については、1どんなママでも参加できる、2どんな内容でもマウンティング返ししやすい、3表裏不一致がしやすい、の3点においてパーフェクトにマウンティングをエンジョイしやすい議論と言えます。
この「マウンティング」しやすさ、も議論の白熱に一役買ったと私は考えています。
またまた長くなってしまったので次回に続きます。。。