前回の続きです。
PTAの白バラさんは実話をもとにしたフィクションマンガです。
しまむらのチラシのように仕上がった広報紙の色校正を本部に回した白バラさんは、さっそく怒られるのであった
ザ・不毛地帯
おわります
こんなに広報誌コンクールに情熱を燃やす人もまれですが、このナンセンスすぎる理由「やめる意義が立証できないのが続ける意義」というのは割と本気で思ってる人が多いのがPTAというところです。
割と本気で思っている、というのはこれが「今までの役員さんたちが守り続けてきた優良PTAを継承しなければならない、いきなり理由もなく先人たちの労力を否定してはいけない」と言う善良な気持ちに変換される人が多いからだと思います。
そのため、改革しようとする人が現れると必ず、「今までのやり方変えるんだから、それなりの意義がなければならない」と意義の証明を迫られます。
しかし「やめる意味」→委員さんの負担軽減のため、というのだと、「続ける意味」→子どものより良い学校教育のため、というミッションのよくわからない大義名分にまるで歯が立ちません。
で結局、PTAのコンクールで認められる方が、会員さんに広く知らしめることより意義を認められるという、ナンセンスな状態になったりするわけ。うーん不毛すぎる。
ところで今回のマンガをちんたら書いてる途中で、私が一方的にフォローさせていただいているシイ (@myasyu)さんがPTAの広報の件で、こんなツイートをあげられまして。
PTA広報誌に反響確認のためのwebアンケートQRコードつけて配布して早1週間。回答ゼロ。こんなもんかね。保護者1000人が目を通しているとして回答率0.1%で1人回答。誰も読んでないなら、作るとこから止めてもいいですかね。それが答えなんじゃ…。
— シイ (@myasyu) 2017年7月16日
これだこれだ、これこそが「続ける意義がない」という証明だ!!!
とひどく感動したのでここでもシエアさせていただきます。これぞ広報。なんらかの形で反響をリサーチするのは基礎中の基礎ですよねえ。
QRコードでGoogleフォームのURL貼ってアンケートとるとかもできそうだなあと思いました。うーん、私もなんかやろう。
やった結果?がこちら