ママ友警察はママ友間で発生する「モヤモヤ」した空気を緩和するために活動している関係調整ポリスです。そういう設定の創作漫画をインスタでやっています。毎回、よくあるモヤモヤのA面と、それを逆サイドからみたB面の両方にママ友警察を出動させています。
前回のA面に続き、「育児の先輩」からのよけいな「クソバイス」問題のB面です。
前回の A面
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自分もクソバイスしていないかドギマギする編
後編に続きます↓
ハーネスの元ネタは、言及いただいたポン助さんのブログ記事より着想をいただきました。
ponnsuke.hatenablog.com
少し長くなりますが、今日は私自身の経験談を書きます。
私にも、これまでに育児の先輩からのクソバイスを受けた経験が多々あります。特に2番目の子どもがアトピー性皮膚炎だったので、ずっと顔中のただれや赤みがひどく、それにアドバイスしてくる人のなんと多かったことか。
例えば「お風呂後の保湿とかこまめにしてあげてたからうちは大丈夫だったの」とか「うちも一時期脂漏性湿疹がひどかったけど短期間でもしっかりステロイドで治した方がいいよ」とかですかね。
私だって毎日こまめに保湿はやってるし、ステロイドも徐々に強くしていってるし、それでもダメだから気にしてるのにそういうことを言われてもな…という感じはありました
が、でも正直なところ、なんでも言ってもらえる方が嬉しかったのです。
なぜなら、多くのママたちが、気を使って何も言ってこなかったから。あまりに無惨な(?)ブツブツ赤ら顔だったので、みんな第一声が「あっ…お顔が…た、たいへんですねえ…」て感じで、遠慮がちに言葉を濁らせる人の方が多かったのです。
もっと多かったのは、ブナンに見て見ぬふりをするママ友ですね。
そういうのはかえって辛いものです。私のような気にしいのこじらせママ(当時ね)にとってはなおのこと、誰かに相談とかグチとか不安を吐き散らかせないたちなので、クソバイスでもなんでもガンガン言ってきてもらえる方がありがたかったですね。
ある時などは「うちも大変だったのよ~!」ていうクソバイスママがいきなり現れて、あれやってもダメでこれやってもダメで結局4歳になるまでは部分的にただれててあーだこーだと30分くらい語ってきたことがあったんだけど、ホント今考えると全然知らないママの「全部ダメだったクソバイス」をいきなり長々と聞かされたようなありえない状況だったんだけど、当時はそれがめちゃくちゃありがたかった。
毎日一人で悶々としていた私は「やっぱり私の何かが悪くてこんな可哀想なことになってるんだ」とか無意識に自分を責めて落ち込むことが多かったので、無自覚な不安感に苛まれていたのですね。それがその方のクソバイスのおかげで、「私がダメダメかもしらんけどひとまずこれで仕方ないんだ、ただ状況を受け入れたらいいんだ」という気づきに変わったんだと思います。実はクソバイスじゃなかったんですね、正当な励ましだったわけです。
その方とはその後親交が深まるようなこともなく、その後道端で会っても挨拶もされないくらいの忘れられっぷりだったんですけれども、それでも、私はすごく感謝しています。その方も、そういう風に誰かに強引に言ってもらって、不安感を払拭できた経験があったんじゃないかな?とも想像できます。
逆に、そのくらい疎遠な、通りすがりくらいの関係性の人からのクソバイスだったことが、良かったのかもしれません。
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上の子どもたち二人が通っていた保育園には、なんだかそういう風土がありました。知らないママでも名前もわからなくても、同じ園の子どもやママには声をかけるもんだ、みたいな慣習がありました。今考えると、ママ友がいない私にとっては最適な園だったように思います。全然知らないママからのアドバイスとかサポートに助けられた経験がとにかく多くあります。ママ友いなかったのにこういうブログがやれてるのもそのせいかもしれません。
親しい関係性はなくても、そういう軽い支え合いみたいなのが当たり前の空気感がある団体だと、人間関係もすごく楽なのになあと、今は思います。(3番目はちがう園に通っていますがそういう風土は一切ありません。)
それでも身を挺してクソバイス言おう
クソバイスって受け取り側の心境にかなり左右されるので、本来は正解がないものだと思います。
それでも、先輩ママは玉砕覚悟でクソバイスするのが、”優しい世界”なんじゃないかなあと私は思っています。
おわります!
今週のお題「ハロウィン」
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