ママ友がいない人に向け、「こんなママ友がいたらどうだろう?」とあれこれ妄想するためのママ友サンプルをプロファイリングしています。
・あくまでも想像上の生き物です。
・ネットで見かけた○○ママというキーワードをもとに人格を作成します。実在の人物を参考に肉づけし作成します。
・前産的(産前)、後産的(産後)に備わった性格という考え方を重視しています。
(ママという生き物は子どもを生み育てるうちにちょっと対外的な性格が変化してくると考えています。通常の人間観察との差別化をそこではかります。)
・その性質で生きていて何が楽しいのかを具体的に妄想
・なぜその性質になったのかを具体的に妄想
ファイル3 仕切り屋さんのママ
【概要】
場の収拾がつかないのを見るのが絶えられず、ついついちゃきちゃきと段取りを組んで仕切ってしまう頑張り屋のおばさん。
例えば、お初のメンバー数人で初めて飲みに行った時に、いの一番にメニューとか注文とか会計の割り勘とかを取り仕切ってくれる人のこと。(それただの幹事体質?)
ついつい仕切ってしまうのは、自分の意志を貫きたいがため。決して自己中ではなく、人より我が強くて意志的に動ける行動力があることを自覚しており、ヘタにもめたり強い遺恨を残したりするよりは、自ら仕切る方が全然楽、という生きる知恵みたいなものによる。 また、まとまりが悪い状態に異常にストレスを感じてしまうサガを持つ。
ママ友派閥の中核となったり、ボスママ扱いされることもあるが、なんだかんだで感謝されたり慕われたりしている権力者。
反対意見を言ったり、意見を覆したりする時の喋り方に角がなく、いろんな言い方でうまくまるめこむ(のでみんなうまく指図されてしまう)。
自分の髪の毛もいろんなアレンジでまるめこんでいて、股ぐり深めのジーパンを好んで履く。
こちらのタイプも
【バックグラウンド】
もともと四人きょうだいの長女で年下たちを取り仕切るのに慣れていたため、生活の一部のような感じで「仕切り屋」の立ち位置だった。
高校生の時、すぐ下の妹に妹・弟たちを任せて一人勉強をしていたところ、下の二人が勝手に夕ごはんを作って食べたと家族中でもめていて、母は怒るしすぐ下の妹は責任感じて泣くし、3番目の妹はやけどをして大怪我、でも弟は反省の色もなくまったく収拾がつかなくなっており、なぜ自分がちゃんと仕切らなかったかと激しく後悔したことをきっかけに、積極的な仕切り屋になった。
ママになる前からもう仕切りや体質だったが、特にその傾向を強めたのは3人めの出産後であり、先輩ママとして慕われる機会が増えたため、後産的に経験を積むことで徐々に仕切り屋としてのスキルが向上した。今となってはちがう派閥とも渡り合って束ねられるほどの手腕に。
【ワンポイントアドバイス】
人から指図されたくない自由人ママにとってはとんでもなく目障りな存在なので険悪になりやすい。
派閥とか集団行動が苦手なママもそっこー逃げた方が無難。
逆にみんなで楽しくワイワイやりたいタイプのママはまずママ友になっておいた方が無難。
派閥とかから漏れたくない非ぼっち系ママはお近づきになりたいママ友である。
【DQN要素】
毛色の異なる仕切り屋ママがたくさん居合わせると、小派閥ができやすく、軋轢が生まれやすくなる。
仕切りベタの仕切り屋ママには良きサポーターがつかないとDQN化しがち。
仕切られたくない人も意固地に仕切り始めるとDQN化しがち。
【ひとくちメモ】
体感的にはとりあえず「仕切り屋」がいた方が全体のおさまりがいいし楽な気がします。慕われやすい分、敵も作りやすいタイプなので「なんでも仕切りたがる人もいるよね」と冷笑されがちなところがちょっとかわいそうです。でもそんな人でさえ「なんだかんだであいつがいるからまとまってる」と認めていたりしますので、集団生活では必要不可欠な人間なのでしょう。
おわります。
関連記事