ボスママの皆さんは日々、独創的なママ友いじめに励んでいらっしゃいますでしょうか?優越感の獲得ばかりにうつつを抜かし、アイデンティティの追求をお忘れではありませんか?一億総活躍社会が叫ばれる昨今、ボスママもママ友はずしに自己実現を求める時代が来たのではないでしょうか?(なんのこっちゃ)
そんなわけで(どんなわけだか)私の尊敬してやまない意地悪の天才F子ちゃんのトリッキーな仲間はずれを、今日は紹介していきたいと思います。凡庸な「派閥争い」や「マウンティング合戦」がマンネリ化してきたボスママや取り巻きの方々は是非参考にされてみてはいかがでしょうか。
F子ちゃんの独創的ないじめ方について以前書いた記事
なお、いつも以上に、オチも生産性もないエントリーになっていることをあらかじめお断りさせていただきます。。。(冒頭3行でおおよそ検討ついたとは思いますが。。。)
F子ちゃんのトリッキーな「仲間はずし」を紹介します
その1「ツバためよう」
ある雨の日の昼さがり。私とF子ちゃんとU子ちゃんの3人で通学路を帰っていたところ、
「U子ちゃん、、ちょっとちょっと。。。」
と何やら2人でコソコソ話をし始めるF子ちゃん。
こんな分かりやすい前振りを用意してくれるところもいかにもF子ちゃんらしいですね。当然、私に仲間はずれを仕掛ける相談です。
そして算段がついたのか、おもむろに、U子ちゃんが
「つば、ためよう?」
と宣言しました。
は!!?
本当に、スローモーションのようにゆっくり悠然と宣言したのです。
その堂々たる風貌と「つばためよう」がさっぱり結びつかず私は気が動転しました。
「なんで・・・?」
「みんなでつばのみ込まないどいて一番多かった人が勝ち」
ときっぱり言い切るU子ちゃん。もう全くもって意味不明。賛成できないけど、断りづらい、そしてどんないじめか検討もつかない。
「うん・・・」
とりあえず同意して、そこからです。長い長い永遠のような沈黙の時間が訪れました。降りしきる雨の中、私たち3人は並んで黙々と、田舎道を歩いて帰って行きました。
雨音が激しく傘に打ち付けられ、不規則に鳴り続く雫の音にトランス状態に入った私はつばをためることもすっかり忘れてひたすら歩いていました。すると突然F子ちゃんが私に向かって言い放ちました。
「クラタちゃん、何やってんの〜っ!?」
は!!?
何やってる?って雨の中必死こいて歩いてんスけど、、、というツッコミは飲み込んで
「なにって。。。?何か変なことした???」
ととぼけると
「だって、さっきから口もごもごしてずっと黙ってるじゃん!?」
となぜか責め立てられます。
「ああ、それは。。。さっきU子ちゃんがつばためようって。。。」
言ったからそう見えてるだけで私の内心は異次元にぶっ飛んでいただけなのですが何か?という言葉は飲み込んで、子犬のような目でF子ちゃんを見つめると、信じられない一言が返ってきたです。
「だってさっきU子ちゃんはつばため込まないどこうって言ったんだよ?」
はぁ!!?ムリある〜〜ww
笑いをこらえるのに必死で言葉も出ませんでした。なんとかうすら笑を浮かべながら
「そそそそうなんだ。。。でも一番多くためた人が勝ちって言ってたのは何?」
とU子ちゃんに聞くと、彼女は困った顔に。代わりにF子ちゃんが
「はあ?じゃあどれだけつばためてたの?見てあげるから今そこに出してみなよ」
た、ためてなかったーーー!!!ww
まさかこれを狙ったいじめでしょうか?私がやらないことを見越してわざとアホらしいことをけしかけ、同意させ、あとで自己矛盾させる寸法?いやいやいやいや、だとしたらそのいじめって一体誰得?!
「ごめん、実はあんまりためていなかった。冗談かと思って。。。」
素直に謝る私。「いいから出しなさいよ」と詰め寄るF子ちゃん。
「じゃあ、みんなで出してみよう?」と慌てて打開案を出すU子ちゃん。
な、なんじゃそりゃ〜〜!!!www
結局何がやりたかったのやら、全く誰もわからぬままに、私たち3人は道に沿って流れる道路の水たまりに向かってつばをぺっ!と吐き出しました。
流れゆく3人のつば。ってかそもそもドシャ降りだから量とか目視じゃわからん。
「なんだぁ、それしかたまってないの!?」
とF子ちゃんは罵ってきたけれど、私はもう何が何やら訳もわからずただうすぼんやりと、雨音にまたトランスされていくのでありました。
その3カ月後にU子ちゃんは東京の小学校へと転校して行ってしまいました。今日のように雨が激しい日には時々あの日のことやU子ちゃんのことを思い出します。
※今回のF子ちゃんの意地悪ポイントが一体なんだったのか?解明できる方大募集!!あなたの推理をコメント欄もしくはブコメまでお寄せください↓名探偵は君だ!!
※F子ちゃんのような独創的な意地悪をされた思い出がある方大募集!コメント欄もしくはブコメまで経験談をお寄せください↓