ままゼロブログ

人生に退屈しているときにたまに書いている趣味のブログです。

ママ友との会話にモヤモヤするあなたにお送りしたいクソリプ格言5選

先日ママ飲み会に行ってきたのですが、ママという生き物の話を聞いていると、彼女たちは実にアレですね、

ママ友との会話によくモヤモヤする生き物ですよね。

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なぜあんなにも繊細に、壊れそうなものばかり集めてしまうのでしょうか?(それは光GENJI)

 

なぜあんなにも毎日モヤモヤと、下町ぶらついたりガチャやったり女子アナいじったりしているのでしょうか?(それはさま~ず)

同僚とか、親戚とか、友達とかの会話でも普段からあんなにモヤモヤしているのでしょうか?否、そんなことはありませんね。

たぶん、相手がママ友だからですよね!!!

 そして彼女たちはわかっています。そのモヤモヤが実にとるにたらないくだらないものであるということを。だから誰にも言えずによけいにモヤモヤする。きっと誰かに強く「そんなやつおらへんやろ」とつっこまれたいにちがいない、ツッコミ待ちにちがいない。大木こだま師匠、よろしくお願いします。

そんなガラスの三十代に贈る、クソリプ格言集を今日はおとどけいたします。さささ、ツッコミ待ちのお友だちにレッツリプライ。

その1「返報性の原理」センサーの違いにモヤモヤする

「いつも彼女の子どもが勝手に遊びに来るからお菓子あげてるんだけどー、ま、それはいいんだよ?それはいいんだけどさあ。そのお菓子をね、その子の家の前で食べ散らかしてたらしくてさあ『あなたがあげたお菓子のごみね、散らかしてたよ』って言われて『はっ?』て『なんでわざわざそこを私に言うの?』ってさ、思うじゃん?そこじゃないでしょ?」

 

ママ友関係の中で「返報性の原理」は欠かせない社会通念のひとつです。ちなみに「返報性の原理」とは

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。(wikipedia)

だそうですが、「情けは人のためならず」「持ちつ持たれつ」「お互い様」とか色んな言い方をします。

この感度が低すぎる「やってもらって当たり前」発言や、あるいは情けを仇で返すようなママ友のふてぶてしい発言に「モヤモヤ」されているママ達がいるようです。

 

 そんな方々へのクソリプはこちら

「情けは人のためならざるをえず」

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「情けは人のためならず」とは、通常は「人にかけた施しはめぐりめぐって自分に返ってくる」ということわざです。

「情けは人のためならざるをえず」とは、「人にかけた情けはどうしたってその人のためになってしまうよ」「人にかけた施しは必ず返ってくる、とあなたが思って与えた施しは所詮はその限りでしょうよ」という格言です。

つまり、返ってくる前提のお情けなら、自分のためにやったことだし、そもそも情けかけた次点で失望するリスクはまぬがれないから諦めましょうということです。 

その2子育てに対する価値観が違いすぎてモヤモヤする

「うちはさ、ご飯の前にお菓子あげないことにしてるんだよ。それなのに当たり前みたいに毎回大量にもらうとなんて言えばいいか…やめてとも言えないし。さりげなく、家の周りで食べ散らかしてるからやめさせよう、って注意したんだけど、『ごめんねーちゃんと片付けさせるねー』って言われちゃって…そういう意味じゃないって感じなんだよね」

 

その1の相手として聞いているとなんともモヤモヤしてきますね。こういう昔のトレンディドラマみたいなすれ違い・勘違い・ニュアンス違いが、ママ友関係にはとても多く発生します。気心知れた仲じゃないからこそ、言葉を選んで、それがかえって裏目に出ます。特に子育ての価値観が違うとそういうモヤモヤが募る人が多いようです。

「私の感覚ではありえないのに。。。」が頻発して、しかも「やめたほうがいいというニュアンスを込めて言った注意」が別の意味に取られてブーメランみたいに返ってきて「さらにモヤモヤ」というパターン。かと言って、ママ友やめるほど重篤なすれ違いでもない・・・

 

そんなあなたにお送りするクソリプはこちら

「ママ友相手を選ばず」

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ご存知「弘法筆を選ばず」は書の達人弘法大師がどんな筆であっても素晴らしい書を認めますということわざです。

そして「ママ友、相手を選ばず」とは、ママ友はどんなに価値観が合わない相手であっても(子どもがお世話になっている限りは)なんとか円滑な関係を保たなければならないものである、という「世のことはり」を表した御言葉です。

逆に考えれば、価値観のすこぶる違う相手とお付き合いできる(しなきゃいけない)機会なんて、小学生の頃以来なかった経験ではないでしょうか。だから一種の社会勉強と思って無難にやり過ごすしかありません。そういう諦めの意味も内包しています。

その3特定の誰かを指した非難じゃない批判に過剰反応してモヤモヤする

「そもそも、休日に子どもだけで勝手に遊びに来るとか、ちょっとありえない。私だったら先方の家に電話かLINEして一声かけとくし、近所だから子どもが勝手に行ってるとしても、後からフォローなりなんなり入れたりするものだけど、それもないんだよね。」

「あー、そうなんだ。でもうちの近所とかもけっこうそんな感じよ?親が家事してる間に勝手に行ってたりしちゃうし。いちいちLINEとかしてないかなあ、地域柄とかによるの?マンションとかだともっと行き来あるって聞くし」

「・・・うちマンションだけどね。」

「あ〜・・・そうなんだ・・・」

 

モヤモヤ

 

モヤモヤ

 

こんなお二人に贈るクソリプ格言は

「すぎたるはおよばざるにもおよばざる」 

 

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「すぎたるはおよばざるがごとし」は言わずもがな、「やり過ぎ」は「いたらない」のと同じくらいダメダメだという格言です。でもここでの過ぎたるは「過剰反応」で「およばざる」は「鈍感すぎるー!」ということになので、この場合は「鈍感すぎる」方がむしろ優れています。価値観なんて人と違って当たり前なのですから、いちいち反応して気にする方が却って体に毒です。しゃべっている人の批判は全て「自分以外の誰かのことを言っている」と思って軽く受け流した方が心の安寧のためなのです。

ですので、「過剰反応」は「鈍感」にはるかに及ばぬくらい目に余るという戒めの格言として「すぎたるはおよばざるにもおよばざる」をお返しいたします。

 

その4「てにをは」にいちいち過敏に反応してモヤモヤする

「私ってー、サバサバしてるじゃん?」

「(“って”ってなに?っつーか知らなー!むしろネチっこぞ!モヤモヤ)そう?」

「だから遠回しな言い方ってちょっと耐えられないんだよね。あなたは平気みたいだけど」

「(ってかあなた“は”ってなに?私はネチネチしてるとでも?モヤモヤ)そう?」

 

そんな重箱の隅をつついてヘビを出してしまうようなママがいます。重箱の中にヘビなどいないのに、わざわざ出せるのは本人がヘビ使いだからであり、つまりヘビはネガティブの象徴です。

 

そんなママに送るクソリプは

 「てにはてをはにははを」

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なにかの暗号ではありません。ご存知「ハムラビ法典」の一節にある、「自分の受けた害は同等の害を与えて報復せよ」という復讐を説いた、まったく感心されない非人道的な古語「目には目を、歯には歯を」をただ言い換えただけの言葉です。

ちなみにこれに対してイエスキリストは「左頰を打たれたのなら、次は右頬を差し出しなさい」というまったく共感できないけど人道的な自傷報復を戒めに説いています。

これらに対して私は「“て”には“て”を、“は”には“は”を」というまるでガンジーのような非暴力、不服従を説いた「ただのオウム返しで鏡写しのように相手の行為を非難する」という教訓を提唱したいと思います。

その5モヤモヤを誰かに共感して欲しいのに、とるに足らないことすぎて、気軽に話せる相手もいないので余計にモヤモヤする

この件については冒頭でも言及しましたね。

その4までの会話の流れ(一連の流れだったのか)を聞いてすごくモヤモヤされている方も多いでしょうが、本当のモヤモヤは、こう言ったとるに足らないストレスを誰にも気兼ねなく話せない、ということなのです。

別のママ友さんに話せば、軽く受け流したりしてくれなくて余計にモヤモヤする。

ネットで発散しようにも小町住民やブコメにメッタ刺しにされて余計にモヤモヤする。

SNSで発散しようにもリアルに繋がってる人に拡散されて本人の耳に入るかもとか気になりモヤモヤする。

なかなかグチの言いにくい世の中になったものですね。

そんな、ママ友に限らずに些細なモヤモヤを抱えてネット上を彷徨うみなさんに捧げるクソリプ格言がこちら

「3べん回ってたばこに相当」

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「さんべんまわってたばこににしょ」とは本来は「3回見回りしてから休憩しましょう」という「念には念をいれよ」という戒めでしたが、殊に喫煙者の市民権が大暴落した現代においては、「モヤモヤも3周くらい巡るとタバコの煙に匹敵するモヤになりますぞよ」という戒めの言葉に変貌したようです。

重ねて、近年の喫煙者に対する「当たりのきつさ」はどこにも発散されることもなく、ますますフラストレーションが溜まっていくばかりです。JTは分煙を促すし、ファイザー製薬は子どもを使ってこそくに禁煙外来を促すし、SNSではマナー妖怪がここぞとばかりに喫煙者を吊るし上げ。じゃあもうタバコでぼろもうけするのやめたらJTさん!?

そんな喫煙者たちの行き場のない怒りがもう3周くらいまわってタバコの害に相当するほどのストレスになっているかもしれない、そういう世論情勢も内包しているらしいです。

おわりに

ここで挙げたクソリプを、リアルにママ友に使用された場合の責任と損害請求は当方受け兼ねますので何卒ご了承ください。

ちなみに、責めているわけじゃあないのです。こういうの読んで、「モヤモヤしてる自分が批判されている」という錯覚をされてさらにモヤモヤされる方がたまにおられます。そういう方にこそクソリプしたい。

「すぎたるはおよばざるにもおよばざる」

ってか 

「さんべんまわってたばこに相当」するよ?

もやもやクヨクヨするのは人間のサガ、愛すべき感情です。それに愛でもって返すためのクソリプですからね。マジレスはマジ勘弁よ。

 

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