ママゼロできるかな

ママ感ゼロを目指すママブログ。ママ友付き合いやSNSでの馴れ合い活動に疲れた時に趣味で書いているネタブログです。

後編・もし社会からPTAが消えたなら→のび太のママが反原発デモしてスネ夫ママと大ゲンカしてる

もし、日本社会からPTAが消えたなら、何か困ったことになるだろうか?(ってゆうかPTAって面倒だから関わりたくないんですけれども?)という不純な動機で始まった今年の私の自由研究。仮説編・検証編ではパラダイムシフトの視点からゴリゴリの論理を展開しましたが、続編ではPTAがないパラレルワールドを構想して思考遊びしてみました。

パラレルワールドと言ったらドラえもんですよね。そこでもしもボックスを使ってみようと思います。「もしも日本にPTAがなかったら!」さて、何が起きるでしょうか?

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 ☆目次☆

 

 

 ドラえもんもしもボックスで「もしも日本のPTAがなかったら」て言ったらどうなるかな?パラルドを覗いてみよう

公立の小中学校でも給食がない、あるいはあっても給食費がとっても高い

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PTAの長い歴史の中で最も重要な功績は、給食実施の推進に尽力してきた点です。

戦後の食料難のなか、米国援助(小麦粉と脱脂粉乳)が打ち切られて以降、給食費が高騰したり、給食費の未納者が続出したり、何度も給食制度廃止の危機を乗り越え、PTAの運動と努力で小中学校のあの安くて温かい学校給食を全国区で実現してきました。

そこでPTAがなくて運営維持できなくなったパラレルワールドでは、学校給食の大半は弁当給食に再編され高度経済期には仕出し弁当やら購買部のパンになり、現代にいたっています。給食が残った学校でも、給食費などがどんどん高くなり、PTAの「学校協力費」も得られぬ中で教材補助費も高くなり、平成21年には学校費回収率が過去最低水準になって大問題になっています。

あととても地味なことだけどみんなまだ先割れスプーンを使っています。(これはP連が文科省に訴えてやめさせたものです)

 保護者会団体が支持政党を持って選挙運動や政治活動をしている

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GHQから民主主義の指導のために編成されたPTA。でも戦前から、学校の保護者会は存在していました。それがPTAに再編されたことで何が1番変わったのかというと、文科省の指導下に置かれたことです。

文科省が示した学校の理念として、教育の現場には政治や特定の政党支持を持ち込んではいけないことになっています。

この2点がないパラレルワールドでは、保護者会も政治と深く関わっています。

文科省教育委員会に文句をいいたい保護者らが集まって作られた外部団体が、特定の政党の母体となり「連合派」とか「赤旗派」とか全国組織ができています。(労組みたいに)

さらに学校でトラブルがあったら、個人でも外部の保護者団体に加入して文科省教育委員会に陳情書を通すことができます。(労組みたいに)

保護者会に教師が含まれていないこともあり、(PTAのTはteacher)教師と保護者が対立的になることがしばしばあります。

また、同一校内でも支持する政党が分かれ、さらに日教組系の教師と共同したりして、校内分裂が起きたり派閥争いが起きています。

低所得層と高所得層の価値観がぶつかり校内軋轢が勃発

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実は今までなにげに色々な価値観の相違をゆるーく包括してきたのがPTA。色んなご家庭がある中で、きつくても辛い同条件下の「1家庭1役」という責務と一律の「PTA会費」を負わせることで、価値観の相違もないものにしてきました。

なのでパラレルワールドでは格差社会の価値観の違いがもろに学校保護者間にも軋轢を生んでいます。

高所得層は高額な学校費の納入で学校を支援しようとし、低所得層は奉仕活動で学校教育に貢献しようとします。そして保護者同士の軋轢が学校支援の妨げにまでなってしまいます。

また、方法論が違いすぎて落としどころが見つからず、早い段階から複数保護者会保有の学校が当たり前にある状態になっています。

学校の裏サイトやbotを主催する非コミュ系保護者が暗躍

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アダログ方式を打ち出すことで、ITリテラシー底辺の方々の負担を軽減してきたPTA。ですがパラレルワールドではこの情報格差にも開きが生まれています。

表立って保護者会活動できなかったり、コミュ障だったり、フルタイムだったりする人たちの間でこっそり運営される学校非公認SNSが流行り、2000年以降は多くの学校で運営されるようになっています。

2010年以降はスマホの普及とともに登録者も増え、保護者にとっては欠かせない情報網となっています。SNSで影響力のある発信者はカリスマママとなり影の実力者に成り上がって情報を掌握しています。

地域から学校への騒音クレームが殺到、小中学校のほとんどの運動会はなくなり校内クラスマッチに

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なにげに地域社会とのつながりも支えてきたPTA。これがない社会では、地域社会からの理解が得られず、騒音や通学路での迷惑行為に地域住民から苦情が殺到しています。

特に運動会のような大々的行事には(練習も本番もうるさすぎて)賛同が得られず、学校側でも足並みが揃わない複数保護者会のボランティアだけではスタッフが足らず、共働きの増えた1980年以降は徐々に縮小される傾向に。平成に入るとほとんどの学校が校内クラスマッチですませるようになり、運動会なんてやれるのはよほど教育熱心な私立校と、保護者会の団結力が高い一部の公立校だけになっています。

まとめと総論〜PTAは何回曲がり角を曲がるの?〜

3回にわたってお送りしてきましたPTAなかったらどうなる論、とても長いので、読んでない方のために全編のざっくりしたまとめを書いておきます。

もしも今からPTAがなくなったら。。。(仮説編)
  • なくてもなんとなく回るようなきがする
  • PTAに変わるものを再編する時にかかる労力、それが最大のデメリットである

mamazero.hatenablog.com

 

もしも今からPTAがなくなったら。。。(検証編・前編)
  • 学校運営の在り方をもう一度ひっくり返して考え直してみないといけなくなる
  • 義務教育無償化の在り方を…(以下略)
  • 総じて、文科省がとにかく困って焦る
  • PTAが解体しても労力かかっても保護者がなんとか再編しそう 

mamazero.hatenablog.com 

もしもPTAが社会になかったなら。。。(検証編・後編)←今回の分

なにやら学校とは、保護者と教師と地域が仲の悪そうに殺伐としていて、まったく、協力して教育に取り組むどころではなさそうですな、というのが当たり前になっている

 

以上です

 

さて、以下は全編通した総論(雑感)です。(読みにくいですよ)

総論にかえて

今回の研究を通して、PTAの長い歴史の中で「PTAは今曲がり角にきている」とかもう10年おきぐらいに言われているのがわかって(何回曲がるんだよ)、これって実は前の世代の意識高い系が形作った制度が義務化とともに形骸化し、時代と状況がかわり、そして批判されて再編される、の繰り返しだったのではないかと思わされました。

 

つまり

PTAは意識高い系父母達の奉仕活動の墓場なのではないか?

と。

 

それで今ぶち当たっている曲がり角はね、たぶんIT化(スマホの普及)なんじゃないかと思われます。

だって、そのたび会議やったりいちいち団体を組織しなくても、保護者個人個人が自由に繋がったり意見交換したりできる時代になったわけでしょう。その分形骸化した活動が疑問視されているわけで、そりゃどんなに労力かかっても再編されなけりゃ仕方なかろうという気もしてきたのです。

ここら辺についてはおいおいまた詳しく書けたらいいなと思います。

 

それとここからは別のお話で、外的刺激によって「なんとなくのメリット」(同調圧力)につき動かされる大衆心理というのは、実はどこにでもあるのではないかと思いました。PTAだけじゃない。ママ友界とか、労組とか、ツイッターとかSNSとかハテブとか、町内会とか自治会とか。。。とにかく民主主義に傾倒すればするほど、「義務化された自発性」は必ず問題化するのではないかと思われました。

その辺も今後追っていけたらいいなあ。と思います。

 

索引

検証編を見てない人のために貼っておきます

PTAとは何か (1983年) (PTA入門シリーズ〈総論編〉)

PTAとは何か (1983年) (PTA入門シリーズ〈総論編〉)

 

 ※↑この1997年第11刷発行版

PTAの掟―お母さんたちのコワ~イ話 (カッパ・ブックス)

PTAの掟―お母さんたちのコワ~イ話 (カッパ・ブックス)

 

 ↑この本だけクソだったので絶対買わないで!!ただのママ友トラブル本です。あんまりひどい内容なんで、今後ママ友系エントリーのネタに使いたいと思います。

ここからはホームページなので買わなくても見られます!

dual.nikkei.co.jp

cybozushiki.cybozu.co.jp

nippon-pta.or.jp

minnanopta.seesaa.net