ままゼロブログ

人生に退屈しているときにたまに書いている趣味のブログです。

【クタバレ】PTAでいらない仕事&負担削減に役立った3選【PTAの白バラさん】

PTAの白バラさんはPTAで起きた「理不尽な実話」をネタにしたフィクション漫画です。今回久々にかきました。ネタを提供いただいたまくはる(id:halynsmak)さんありがとうございます!!

www.makuharu.com 元ネタにさせていただいた記事です。

 

 

www.mamazero.com 欠席裁判て何?て人はこちらから

 

 

【 PTAの白バラさん】欠席裁判の行方【二点三転編】

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 結果的に学年委員も学年委員長もやらなくてよくなったそうです。空回りしすぎ!

PTAでムダなこと3選

私は今年度のPTAでついに3期目に突入しました。3人子どもいると少なくとも6回やらされます。はい、やらされるんです。抽選なので。色々言いたいことはあるけれど、今回はせっかくまくはるさんに良いネタをいただいたので、私が特にムダだと感じているPTA活動の特徴3つをマンガに集約して風刺させていただきました。以下3点です! 

1、いびつな公平性の強要

 「一人一役制」が正義であると信仰するあまり、公平性を保持するために不要な労力までをも強要し、不必要な仕事をどんどん増やしてしまうちぐはぐさがムダ!

 

2、前例踏襲の呪い

滑稽なほど前列に従い、それがどんなに無意味なものでも最適化されたノウハウだと盲信して遂行し、形骸化した慣習を継承し続ける行為がムダ!

 

3、ことなかれ主義

くそまじめに「無難」を遂行しようと尽力するあまりに、方向性の間違った努力をして空回りしたり、不毛なノルマを増やし続けてしまうところがムダ!

 

www.mamazero.com やる意義がなくてもやめる理由がないと続けるしかないのが理不尽

 

PTAでムダを省くのに神と思ったもの3選

PTAって毎年役割を担う人のスキルがまちまちだから、ノウハウがあまり蓄積されないので、本当に役立つものはインターネットの体験記事から拾うのが最善だったりします。だからムダ批判だけでなく、これまで自分が広報委員をやってきて、マジで役にたったものも3つ厳選して紹介しておきます。

 

Googleフォーム

これ一つで煩雑なアンケートや原稿の回収・集計作業の一切がなくなりました。しかも、グーグルIDさえあれば、誰でもすごく簡単に使えます。ピポッドテーブルみたいな複雑さ一切ないしスマホでも使える。マジ神。

www.google.com

 

原稿依頼もメールでフォームアドレスを送ることで、手書き原稿や文字入力の手間を省くことができるように。依頼された方も「これなら入稿がラク」と喜んでくれた人多数!集めたフォームの回答はスプレッドシートにも落とし込めるので、エクセルシートやCSVでダウンロードして入稿データにするのも超簡単です。

 

www.mamazero.com 導入部の苦労話はこちらに

 

 

LINEの画面キャプチャ機能とノート機能

これまでは、「パソコンができないから広報の仕事はできなーい」という人のためにその都度集まってPCやら校正紙やら見ながら会合をしなければいけない、というのが広報委員会最大のネックでした。それを一挙に同じ土俵に立たせてくれたのがこの二つのツール。

 

画面キャプチャは、スクリーンショットをそのままLINEの会話に投稿できるスグレモノ。ワードもエクセルもPDFも見れない、と言う人には全部このスクショで対応することで情報共有がラクになりました。(macだとshift+command+4でできるけど、スクショの後に他のアプリケーションで編集したりするのって意外と手間なのよ)

youtu.be

また、LINEはチャットなので会話に投稿するとタイムラインを流れていってしまいますが、「ノート」に入れておくことでいつでも見ることができます。特にLINEグループのノート機能はグループ共有の「掲示板」みたいにも使えるので、スケジュールを貼ったり申し送りを貼っておいたりするのにも便利です。

 

www.mamazero.com ここでも書きました。

 

さらに、手書きの原稿などをテキストデータに起こしてもらったり、PCがない人に記事を書いてもらう時にもこのノートが活躍します。スマホからの入力でノートに入稿してもらうのです!今はキーボードの入力ができる人よりスマホのフリック入力できる人のが多数派。そもそもPC持ってる人のなんと少ないことよ…(カルチャーショックね)仕事で使ってる人でさえ自宅のPCはないって人が増えてるのでスマホやタブレットで作業していくのは今後は主流になっていくと思われます。

 こういう動きもありますぞ!

 

フルタイムの3役さん

最後に、ツールじゃないんですが、シチュエーション(笑)。これは完全に偏見かもしれないけれども、時間に余裕のある有能な人ほど、PTAでは仕事を増やしがちです。

それは、「デキる自分」が基準になってしまうせいだと思います。そして「よりよいPTA活動」のために頑張ってしまいがちだから。

逆にPTA活動なんてやってらんねーぜ!っていう忙しい人たちがやると、ムダがどんどん省かれて業務が省エネ化していく傾向にあります。フルタイム3役で2期務めてもらっただけでどんだけ作業量減ったか…!仕事を減らすのがPTAの任務じゃないって理屈はよくよくわかるけれども、今はそれを目的にした方がいいと思えるほど、PTA活動の内容は時代錯誤だし無用な負担を強いていると思うのですよ。

それを変える肝は、今まで活動を支えてきた人たち主導でなく、活動に懐疑的な「できない」人たちが「できる」ように改革していくことにあるかなと。「ことなかれ主義」を超えていくのに毒は必要でしょう。

 

なんなら、もう広報紙とか広報紙コンクールとか要らないよね?全然PTA活動を広報できてねーべ、これ。いーかげん反響を数値化してみて、無意味を証明してやめよーぜ。とか言えるのは会社の広報室にいる働くママなんじゃないかなと私は思っていますよ。

 

www.mamazero.com なんのためにあるの?印刷会社の存続のためかな?

 

 

おわります

最後、完全に個人的なグチ大会になってしまいましたね(反省) 

今回、元ネタの提案をお引き受けいただいたまくはるさんには、本当に感謝しかありません。とてもいい体験談お聞かせいただきました。とにかく「あるある」が詰まってた。(なのにこんなネタになってしまって申し訳ないやら恥ずかしいやら)

PTAのネタを書くと、決まって、まだ関わったことのない人や無関係者から「 PTAコワイ」「公立小学校入るの恐怖」「PTA恐ろしや」という感想をいただきます。でも、本当に怖いのはそっちじゃないよっていう漫画を描きたくて今回こういう形で表現してみました。

PTAで怖いのは、「善意」が誤った方向性の労力を強制してくることなんですよね。むしろ、そっちのが多いかと思います。みんなが「正しい」と信じてるものに「それは違う」って声をあげるのはなかなか勇気がいりますし、「波風立てずに協力してやろう」って言ってるのを「おかしいから変えよう」って反対するのも悪役にされそうでみんな避けたいんですよね。

そういう「同調圧力」が「怖い」の正体なのであって、「同調」しない勇気さえあれば、それは滑稽に見えるほど弱々しくて妙ちきりんなものなのですよ、ってことだけ言いたかった回でした。おわります。

 

www.mamazero.com 初めてのPTA体験の記事はこちら

 

 

www.mamazero.com 保育園での役員体験記。保育園でもやっぱり3回やってる。

 

 PTAへの見解はこの辺の記事↓に集約しています。これら読んでから文句言って欲しいよね。