ママゼロできるかな

ママ感ゼロを目指すママブログ。ママ友付き合いやSNSでの馴れ合い活動に疲れた時に趣味で書いているネタブログです。

【ママ友図鑑】ワーママの成功モデルとはなんでしょうか【WMの変遷】

ママ友図鑑にお付き合いいただきありがとうございます。このシリーズは3人の架空のママ友を紹介したのち、彼女たちを「何が違うの」とごちゃごちゃムダに考察する構成になっております。今回は以下の「働くママ」のお三方に登場してもらいました。(全員架空のママ友です!!) 

今回は見た目を3人とも同系色にしてみました。服が似てても絵柄変わるとこんなに違う人に見えるっていうのをやってみたかったのさ。。。手抜きじゃないのさ。。。

 ワーママはどこからきたのか、どこへ向かっていくのか

今回のママ友図鑑を書く発端となったのは、「リーマム」という言葉をveryという雑誌の表紙で見たことです。「え?今までのワーママじゃダメなの?なにが違うっての!?」という点が気になって仕方がありませんでした。

そもそも「ワーママ」もここ数年くらいで聞かれるようになった言葉で、元は「ワーキングマザー」略してWMとか表記されていたように記憶しております。

そこでGoogleトレンドから言葉の流行の変遷を追ってみました。

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https://trends.google.co.jp/trends/

「ワーキングマザー(WM)」の検索ボリュームが減少傾向に転じ、「ワーママ」が上昇し始めたのがどうやら2013年以降のようです。そしてその年は奇しくも「ゆるキャリママVSバリキャリママ」と言う雑誌記事の影響で「ゆるキャリママ」がトレンド入りしている年にもあたります。

ここから今回の私の妄想はスタートしました。

「ワーママ」は「ゆるキャリ」の普及とともに誕生した

そもそも旧来のWMの成功モデルは、育児をサポートしてもらいながらキャリアアップを目指す意識高い系マッチョママでした。

「育児を犠牲にしないと仕事なんかできない」

そんな考えで猛然と働かなきゃ認めてもらえないのが普通だったのです。

それが「ゆるキャリ」という概念の登場で一変します。言葉自体は2008年くらいから普及し始めたようですが、それはちょうど猫も杓子も「ワークライフバランス」と言い始めた頃でした。

「育児が第一だから責任のある仕事はできない」

そんな考えで仕事を最優先にしない働き方が、初めて肯定されるようになりました。

と当然、軋轢が生まれます。「私たちは我慢して苦労してきたのになぜあなたたちは我慢しないのか」と。それがメディアに煽られ2013年の「ゆるキャリバリキャリママ紛争」につながります。

週刊 東洋経済 2013年 8/31号 [雑誌]

これです

でもね、実際は、「いや、私たちも我慢してきたけど、この働きにくさ自体がそもそもおかしくない?働くママ、みんな大変すぎない?」という男社会への反発心も強かったのです。そのため、みんながもっともしっくりきた総称としての「ワーママ」が使われるようになったのではないでしょうか。

だから「ワーママ」という概念には、過去のWM理想像へのアンチテーゼと、「でも私たちの目指すキャリアモデルは結局どこに?」という迷いが含まれているように思われるのです。

 「ワーママ」がマッチョになったのが「リーマム」!!

そこで近年、新たに飛び出してきた「ワーママ」の一つの理想像が「リーマム」なのだと思います。これには度肝を抜かされましたね。はい、つまり本当のワーママの成功とはこういうことですよね?

母として、妻として、女としても輝く働くママ!

 うそでしょ?私たちに死ねって言ってんの?目指すものむしろWM時代よりも増えてるし!?

 一瞬目を疑いましたよね。

 でもこういう成功モデルが時代のアイコンとして登場してきた以上は時流をそれなりに象徴しているのだと思います。

東京Mama Style 2017年 05 月号 [雑誌]: VERY(ヴェリィ) 増刊

ママは、この先どこに向かう?(そら井川遥になれたらいいよな)

 

私見としては「ついに、本当に、格差社会に突入したのだなあ。」と思わずうなってしまったのでした。「very」想定読者の世帯年収は高いとされています。ですから、夫も高収入、妻も高収入で、どちらも仕事も家事も男としても女としてもパーフェクト、その上でさらに素敵なライフモデルを目指せるようなリアルマッチョが雑誌の発行を買い支えられるくらいには多く実在するということなのです。「必死にがんばらなくてもいい」じゃなくて、「必死にがんばらなくてもなんでも100%パフォーマンス出せる」人たちが「リーマム」をお手本にしているのです!!

また、猫も杓子もワーママも、SNSでブランディングするのが当たり前の時代になってきたので、「自分が好き=正義」という風潮が強まってきたことの象徴が「リーマム」のような気もしなくもない。

いずれにせよ、女の成功モデルが幸せな結婚とか経済力とかキャリアだけをゴールにしない、「女としての自分を好きでいること」にフォーカスしてきている現状をまざまざと思い知らされたわけです。 

働くママのポジショニングマップを作成しました

以上のストーリーをもとに、今回は事前に「働くママ」分類表を作成しました。その際参考にさせていただいたのがこちら。

poupe.hatenadiary.jp

こちらの記事では、ワーキングマザーが二つの志向軸に添って分類されています。マーケティングとかでよくある手法ですね。特に「仕事をするのに制限がある」という軸が独自性があっておもしろいと思いました。

これにならって、今回の「働くママ」シリーズも「働き方」志向軸にそったポジショニングを行いました。(何が違うのか自分でもよくわからなかったからさ)こんな感じです。

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縦軸のキャリア志向は、単純に出世したいか云々という話ではなく、自分のキャリアに対していかほどに希望を持っているかという感じにしました。こんな感じです。

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 横軸の社会主体か自分主体かは、社会基盤に合わせて自分が順応するか、はたまた自分の意向をもとに社会システムを利用するか、という度合いを示します。引き出しが先か中身が先かという話に近いと思います。(←中に入れたいものを決めてからそれが入る引き出しを探すタイプか、引き出しを選んでから中に入れられるものを探すタイプかという例えです。)

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各縦軸横軸で希望のキャリアプランに近い項目をそれぞれ選んでから見てもらえばご自身がどの辺のポジションにあるかわかると思います。自分でもやってみたけど、ちょうどゆるキャリとワーママが重なってるところあたりでした。ネオワーママということにしておこうか。

 

まとめに変えて

今回のモヤモヤ☆ポイントでも言及してきたのですが、「ワーママ」のモヤモヤは往々にして「主語がでかい」案件が多いです。

つまり「自分の仕事や育児への価値観を人に当てはめていうと不快に思われる」ということなので、「ワーママ」の価値観が想像以上に多様化していることの裏返しなのだと思います。

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この会話の危うさは「主婦は家で家事育児だけしていたいから仕事してないんでしょ」という決めつけからきています。「あなたの生き方は私にはムリ」という言い方には相手へのリスペクト「あなたの生き方も素晴らしいけど」という配慮が足りていない。

だからこそ、それぞれの生き方の成功モデルが見えてこないし、みんながそれを探しもとめてしまうのではないかな。

社会基盤が用意してくれた成功モデルから、個々の求める成功モデルに幸福論がシフトしてきたということなのでしょうが、これは裏を返せば「自己責任論」礼讃社会に傾倒してきたと言わざるを得ません。一見良さそうに見えるが、弱者を切り捨てていく二極化の加速は避けられないと思うがいかがかな。

おわります

というわけでポジショニングマップに出てきた残り3タイプのママについては今後折を見てまた書きたいと思います。(そもそもこれらの呼称でいいのか?という疑問もあります)

なるべく色んなママたちと分け隔てなくママ友になる妄想をしたいと考えています。(なんのこっちゃ)

あとフリーランスのママからすごくツッコミがきそうなので先に言っておきますが、フリーランスはフリーなだけあり、前述マップのどこにでも所属することができそうですよ。

今回のおまけ