ままゼロブログ

人生に退屈しているときにたまに書いている趣味のブログです。

【ママ友図鑑】世渡り上手?ゆるキャリママ【WLBの申し子】

「ママ友図鑑」は、巷でうわさの「○○ママ」というキーワードをもとに、私のたくましすぎる妄想と、インターネットから知り得た浅はかな知識、あと世相みたいなもの、をもとにイメージした実在しない「ママ友」たちのプロファイリング集です。あくまでも私の空想上のママ友です。空想上は、私のママ友です。

実在する人物とはいっさい関係ありませんので、こんなママ友いたらどーだろね?という軽いスタンスで楽しんでいただけましたら幸いです。

ゆるキャリなママ友

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 ゆるキャリとは?

2000年以降に突如増え始めた「仕事は適度にやって、プライベートを充実させる」という割りきった働き方を志向する職業観のことを「ゆるキャリ」という(女性の働き方とされる)。2010年以降ゆとり世代が社会人になった影響で広く普及したとされるが、それよりも、就職氷河期を経て「仕事での成功=人生の幸せ」とは限らない、という考え方の働き手が増えたことによるものと察します。

転じて、「ゆるキャリママ」とは育児を優先して仕事をセーブしつつも、スキルやキャリアを活かしてマイペースに働き続けるママのことをそう呼ぶ。

PRESIDENT WOMAN プレジデント2015年3月6日号別冊

「キャリアも幸せも手に入れる99%の法則 」 ←知りてえなおい

2013年発行の週刊東洋経済で「ゆるキャリママVSバリキャリママ」という特集記事が組まれたことからネットでも話題になり広く普及した。が、その対立云々よりも、「ワーママ同士で対立構造とかナンセンスすぎる!こういう社会自体がむしろ仮想敵なんだよ!」と全ワーママたちがモヤモヤしまくったために批判を集め、現在は死語となりつつある。

 

inumimi.papy.co.jp

ゆるキャリママはこんな外観

コンサバ系(って何)定番3アイテムで一週間着回し大作戦とかが大好物。おそらく昔はCanCam女子だったにちがいない。が、オン/オフをきっちり分けているので普段着のダサさとのギャップもあり、なかなか好感が持てる。ウェービーな長い髪をシュシュでふわっとひとつにまとめている。ふわっとしたシャツを好んで着る。

 

Domani(ドマーニ) 2017年 04 月号 [雑誌]

 「きちんと」「楽ちん」な仕事服で働きたい!(そしてオシャレに)

 

ゆるキャリなママ友はズバリこんな人!

 2010年以降、突如現れたワークライフバランスの申し子。時代の後押しもあってか、趣味に、仕事に、子育てに、家事に、女らしく(?)、とどれもほどほど、そこそこにこなしてママライフを謳歌する世渡り上手さんです。

スキルが必要な仕事(薬剤師とか医療事務とか会計事務とか)をしていて、そうでなくても個人経営の店や零細企業で他に代わりのいない(1人しかいない)事務業務についたりしている。そのため、ゆるい仕事でもそこそこの給料がもらえているが、時間の融通のために派遣やパートや扶養内で働く場合も多く、給料は産前よりも減少傾向。

家事は手抜きしまくりです。生協の冷凍食品に頼り切り、掃除は週末にまとめてやる。その分、自分の時間や子どもとの時間を大切にしたい、というのが彼女のモットー。オシャレも「ご褒美ランチ」とか特別な時だけ気合を入れてするだけ。趣味はマンドリンで隔週土曜にサークルに通っており、年に一度の発表会にも出ています。

バックグラウンド

小さい頃からなんでもソツなくそこそこにこなしてきた人。

出産する前までいわゆる「ゆるキャリ女子」として働いていてプライベートを謳歌していたが、出産を機に退職し、二人目の子供が幼稚園に入ったのを転機にぼちぼち仕事復帰した。

キャリアについては悩んだこともあったけど、育児と仕事どっちつかずになるくらいなら一旦ドロップアウトしよう、と潔く決断できた割りきりの良さがあり、収入が激減したり、給与が上がらないことなどへの不満はいっさいないようです(その分旦那さんの収入が安定してるのかな)。自分の人生の選択に一片の曇りもなく、その職業観は全然ゆるくなんかない(天ない風に)。

唯一のコンプレックスは出産後に退職せずに働き続けた人への引け目であり、「ブランクがある」とか「重要な責務につけない」「キャリアが短い」など、自覚がない程度には劣等感がある。そのせいで「私はやっぱり育児を優先したいな」とか「責任のある仕事はやりたくない」とかついつい言わなくてもいい時に口にしてしまう。

 

 bizmom (ビズマム) 2017年夏秋号

 「私らしい ちょうどいい 働き方」を常に模索しています。

 

子どものためにPTA役員などもやっていて、「私も働いてますし、そういう人でもできます!楽しいですよ!」とか代表挨拶でキラキラ発言をするのでフルタイムの人から「働いてるっつっても週3でかよ!!」とかモヤモヤされる。

 

ママ友自慢

彼女の好きなところ 

一緒にいると、自分ももっと欲張っていいんだ!って自信を持たせてもらえるところ

彼女の嫌いなとこ

毎度コーフン気味に話して聞かせてくる旦那の家事のやり方への愚痴が、本当に、些細なことすぎて、もはや幸せって何なのかがわかんなくなっちゃってるようなところ

 

雑感

「余計な責任は負わない」ことへのスタンスがもっともシビアなママ友です。仕事の「やりがい」とか「目標」とか「出世」とかについて相談をしても「うーん、そんなのどうでもいいじゃない?」のひと蹴りで話が終了します。早く連休を迎えて旅行に行きたいとか、育児が人生最大の仕事だとか、そんな話をしていつも盛り上がります。

一応幼稚園ママなので、私にはわからない幼稚園の情報をいろいろと教えてくれます。社交的で活動的なのでママ友は多いようですが、気の合う一部の人としか深い付き合いはしたがらないみたい。(家族との時間のが大事だから)

なお、このブログのママ友ネタはほとんど彼女から仕入れています。(妄想ですよ?)

 

「私は子育てを優先したいから第一線からは退いたけど、もし条件が合うならキャリアアップも考えたい。私にはスキルがあるし」と自信満々に相談してくるので、必死でキャリアを絶やさぬようフルタイムで踏ん張ってきたワーママや、スキルのない休職中のママたちから非常にモヤモヤされます。

 

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おわります。

 次回は3人の比較コラム

【ママ友図鑑】ワーママの成功モデルとはなんでしょうか【WMの変遷】 

 になります。

 

働く女シリーズ

 

実はひっそりここにも「ワーママ」種が出ています。↓